新情報が多量にある本は読み切れない。5％程度が限度だろう。
自身の既存の認識の補強も読書の重要な意義。
前提知識はどこかで、苦しんで身に着ける必要がある。「文系でもわかる」や「数式を用いないで」のような本ばかりだけではどうにもならない。経済系・歴史系・社会系の分野でも同様だろう。
同分野の複数の本を読んでいくうちに、根底となっている共通な知識に出会う。この知識を土台に知らない単語や、新しい解釈をどのくらい覚えるか、信用するかを判断する。
何も知らないと、新情報の内、どの優先度で抑えなければならないか分からなくなる。最初の一冊の知らない単語はなんとなく抑えるくらいで読んでいき、2冊目3冊目を読んでいく中で、改めて一冊目に立ち返ってもいい。
