harapeco20200309の日記

カードゲーム 読書

泥棒カミュの行き先

泥棒カミュの今後の型について考察していく。

 

①デボラ型

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泥棒カミュで唯一ガチデッキだったこともある型。

ヘルクラ心眼に加えエマもナーフされたため、デッキパワーは10弾時と比べはるかに低い。

スライムボーグを捨てる動きは強いが、貰うカードもある程度の強さが欲しいというのが本音。というのも、6t目に5~6コストのヘルクラをポン置きする動きが実質出来ない為、中盤もヘルクラ抜きでの動きを確保していきたいのでそこで使うカードとしてデッキ外のカードに頼る場面も多くなっている。

せいすいが追加されたので後攻1デボラ2ベホから、3でミミック黄金兵という強ムーブが追加され、このデッキで唯一バニラスタッツを超えるミミックがさらに強く使える。

ヘルクラ心眼よりむしろ黄金兵タイタスを押していくデッキになっており、自由枠も少なくのびしろも少ない。

 

②特技型(ムーンブルク、タバサ)

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中盤で盤面を抑える戦い方をせず、泥棒カウントとコストインチキを前面に押し出していく型。

アジトが強力で二刀の弐やひぐらしそうの一コストユニット等を0コストで使えるほか、おたからさがしからのビッグムーブを起こしたりと見た目よりは強い。

ただしデッキが回転しないという大きな問題を抱えており、思うようにカードをプレイして行けないことが多い。さらに、8t目あたりで半分ほどしかデッキをめくっていないことにもなる。つまり、泥棒カウントの到達点であるヘルクラ心眼も一枚づつ程度しか手札に迎えられない。

このことに加え、ランダムカードにムラがあり動きの強さもそこに依存するため安定感が全くない。さらにデボラ型と違って泥棒カウントが爆速で進むこともないため、ヘルクラ心眼を探しにくいこともあいまって強い押しつけがしにくく、デッキパワーは高くない。

 

③7カウントミッドレンジ型

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ヘルクラ心眼が弱体化してしまったため、単独でフィニッシャーとして期待することは出来ない。

ここでヘルクラ心眼のカードパワーについて立ち返ってみると、ザンクローネのことを考えるとヘルクラは5コスト、タロットコンバートのことを考えると心眼は2コストであればコスト相応の効果と言える。よってそれぞれ4コスト、1コストであればコストインチキが出来たとなるが、これは泥棒カウントが7つ進んだ状態である。

よって泥棒カウントを進めるだけの弱い動きを出来るだけ減らし、ミッドレンジを名乗れるような動きをして、それで7カウント進んでいれば無理なくそして強くヘルクラ心眼を運用できることになる。

一枚でそれなりに強く泥棒カウントも進めるカードというと、ザイルポイックリンくらいでギリギリミミックベホスラも該当するかというところだったが、真二弾でおあつらえ向きのカードが見えた。

一枚一枚のバリューが高ければ(ミミック、歴戦の盗賊)それだけで戦い抜くことも可能で、一枚一枚のカードパワーが高ければ(セイレーンゴースト、ワイバーンドッグ、伝説の勇者のダーマ神殿からの冒険者)それだけで勝ちを拾いうる。

そういったカードを多く採用すればドローソースを意識して採用する必要性が薄まり、デッキスロットを1~2枚浮かせ、カスタマイズ性も高まることになる。そもそもドローソースにmpを払わず代わりに強いカードを使える。

このようなデッキはこれまで存在していないしこれからも生まれないかもしれないが、ヘルクラ心眼の使い方としてこの”7カウントミッドレンジ”に期待していきたい。

 

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