harapeco20200309の日記

カードゲーム 読書

【メモ】残念

頭が良い悪いは存在しないと思っていた。

事実認識が互いに出来ていて、それでも意見が異なる場合は、根幹にある価値観の違いに起因するもので、それを否定するのは「赤色が好きな人」が「青色が好きな人」を青色が好きという事で馬鹿にするようなもので、全く愚かな行為ではないかと思っていた。

 

しかし実は、前提である事実を正確に判断するという部分からして、大多数の人にとっては非常に難しい事項なのではないかと感じるようになった。

 

他の人が、過去にわたって、複数の要素の絡み合いを考慮に入れることが出来ない、そもそも発想に無いように見えることが多々ある。

HSならば過去のデッキを踏襲するときに、アーキタイプ単位ではなく、パッケージ単位でしか考えられていないようにしか見えないことが多すぎる。

中学、高校時代でも、その人自身の経験に無いことへの拒絶感が強く、新しい発想を聞いてもそれを「人それぞれ」で片づけられることが何度かあった。相手にとっては自分も人(他人)であり、「人それぞれ」とは他者に対して自身の絶対的正当性を宣言する行為に他ならない。

何かを聞いた時、分からないまま取り合えず頭の隅に置いておくことが出来ない人間は、事実を正しく把握する能力に欠けるのだと思う。

 

 

私がその”大多数”側ではない根拠は、私自身の経験とそこから導き出される勘でしかない訳だが、物事の理解と分類と関連付けには腐心してきたつもりなので、事実認識に誤りが起こることは、少なくともじっくり調べた事象についてはそう起こらないと自負している。