ほとんどの個所で論点先取がある。
https://www.weblio.jp/content/%E8%AB%96%E7%82%B9%E5%85%88%E5%8F%96
誤った前提で議論を進めているというか、言いたい結論ありきというか。
それは本書だけのことで、「天才哲学者達」の原著では違うのかもしれないが。
著者は本当に「哺乳類」が「一般性」を持つと思っているのか?
ある文に意味があるとかないとかを簡単に、かつ恣意的に決めて(前提にして)話を進めても問題ないと考えているのか?
当りをつけて思索を始めるのは誰しもそうだろうが、自分たちの常識に汚染された前提を適宜修正出来ない独仏系の哲学のくだらなさを改めて思い知った。